MISC

2007年11月

アーレントとサルトルの間(下)

情況
  • 清 眞人

8
7
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205
終了ページ
228

アーレントの『暴力について』のなかでのサルトル批判の妥当性を検討し、それがサルトルの暴力論の重要な側面を見落としてる片手落ちなものであることを浮かび上がらせるとともに、逆にそこからアーレントの西欧中心主義と市民社会中心主義を批判する。このいわば往復的検討作業を通じてアーレントとサルトルのあいだによこたわるアンビヴァレントな対決と対話の関係性を浮かび上がらせる。

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