2022年3月9日
保育者養成課程における音楽教育方法に関する研究 : コロナ禍における「児童音楽 I」の授業を中心に—A Study on the Method of Music Education in the Child Care Worker Training Course : Improvement of music teaching in COVID-19 pandemic
京都女子大学発達教育学部紀要
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- 巻
- 018
- 号
- 開始ページ
- 167
- 終了ページ
- 176
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 京都女子大学発達教育学部
2020年度の大学授業は,コロナ感染拡大によって対面授業ができない状況となった。音楽授業も例外ではなく,その実施方法について模索した。本稿では,「児童音楽Ⅰ」の授業の取り組みを報告し,コロナ禍における音楽授業の現状と課題について検討した。「児童音楽Ⅰ」では3つの内容(弾き歌い,歌唱,音楽理論)を扱った。そこで筆者らは,オンラインによる指導を試みた。また,弾き歌いの練習に対して主体的な取り組みを促すためにポイント制を導入した。授業アンケートの結果から,総じて学生は能動的に授業に取り組んだ。一方,課題の提出とそのフィードバックなど,学生及び教員いずれも負担感が大きかったこともわかった。多様な音楽経験をもつ学生が学習を継続していく環境作りが重要であることが再認識された。
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3385
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3385
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1349-5992
- CiNii Books ID : AA12010266
- CiNii Research ID : 1050292328665425152