2016年4月 - 2018年3月
高精度温度制御マルチガスプラズマ源の開発と内視鏡下の止血応用に向けた基礎研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究では,温度制御マルチガスプラズマ源を用いて,様々なガス種,様々なプラズマガス温度で止血効果を調査した。また,3Dプリンターを用いることにより,内視鏡の直径 3.2 mmの鉗子口に導入できるほどの超小型なプラズマ源を開発し,基礎的な特性評価を行った。
各ガス種のプラズマ処理を行ったところ,二酸化炭素プラズマが実用上優れていることが明らかとなった。また,温度は高いほど止血効果が上がり,200℃程度までは組織損傷は軽微であった。また,消化管内での止血効果は,90秒程度で止血効果が得られることが明らかになった。
各ガス種のプラズマ処理を行ったところ,二酸化炭素プラズマが実用上優れていることが明らかとなった。また,温度は高いほど止血効果が上がり,200℃程度までは組織損傷は軽微であった。また,消化管内での止血効果は,90秒程度で止血効果が得られることが明らかになった。
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- 課題番号 : 16K17536
- 体系的課題番号 : JP16K17536