講演・口頭発表等

2019年6月

ロコモティブシンドローム判別のための新規なバランス指標の開発

第58回生体医工学会
  • 田中雄大
  • ,
  • 白井みどり
  • ,
  • 藤田和樹
  • ,
  • 秋山庸子

記述言語
日本語
会議種別
ポスター発表
主催者
生体医工学会
開催地
沖縄

ロコモティブシンドローム(ロコモ)を判別できる新規なバランス指標を開発するため、足圧中心(COP)の解析を行った。健康な中高年者18名と若年者9名を現行のロコモ度判別テストの立ち上がりテストにより、ロコモ群(中高年者)、非ロコモ群(中高年者)、非ロコモ群(若年者)に分類し、椅子からの起立動作後60秒の立位保持、足踏み、立位での前後方向の重心移動等のCOPを床反力計により計測した。COP前後方向波形のHF/LF比を算出し、規格化包絡面積をCOP矢状方向の包絡面積/安定性限界で求めた。振幅比と規格化包絡面積により被験者を二次元プロットした結果、ロコモ群を判別できる可能性が示唆された。
本人担当部分:研究計画作成、データ収集、抄録作成を行った。