2009年 - 2012年
身体能力と言語能力に関連した脳内活性の統御メカニズム-社会的認知の観点から-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究の目的は、運動学習理論と言語習得理論を統合した脳活性化モデルの構築のための基礎研究である。第二言語としての英語音読時において、母語の日本語では測定されなかった脳賦活が観測された。運動課題に関しては、単独運動と二人運動の効果に著しい男女差が示された。 RST 指標は言語グループとは相関が弱く、社会性の EQ および運動能力の持久力と相関を示した。言語、社会コミュニケーションや運動といった異種能力間の関連や訓練の波及効果を探るには、今後の性差や年齢差を考慮した分析が必要であることが明らかとなった。
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- 課題番号 : 21500604
- 体系的課題番号 : JP21500604