MISC

2021年6月

メディカルスタッフ連携ツールの活用

日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
  • 大平 峰子
  • ,
  • 金子 弘美
  • ,
  • 山中 悠紀
  • ,
  • 石川 朗
  • ,
  • 藤本 圭作

29
3
開始ページ
416
終了ページ
418
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本呼吸ケア・リハビリテーション学会

少子高齢社会のなかで限られた医療・介護資源を有効活用するには関係機関が連携し,共通認識を持って効果的かつ効率的な支援を行うことが必要となる.我々が実施している慢性呼吸不全患者に対する訪問看護を導入した多施設間包括的呼吸リハビリテーションプログラムにおいてもデイサービスやホームヘルパーとの関わりは欠かせないものとなっており,地域における多職種連携の重要性は益々高まっている.ただ,医療職と非医療職の関わりのなかで十分な情報の共有や相互理解が難しい事態に遭遇することも多く,これらの問題を解決する手段として情報通信技術(ICT)の利活用が推進されている.本稿では医療と介護に携わる職種間での情報共有を目的として信州呼吸ケア研究会で立ち上げた信州リンクの取り組みを紹介し,情報共有ツールを運用するなかでみえてきたICT活用による多職種間での情報共有のポイントおよびシステム運用上の課題について述べる.(著者抄録)

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2021&ichushi_jid=J04907&link_issn=&doc_id=20210623390013&doc_link_id=10.15032%2Fjsrcr.29.3_416&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.15032%2Fjsrcr.29.3_416&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif
ID情報
  • ISSN : 1881-7319
  • eISSN : 2189-4760
  • 医中誌Web ID : 2021304925

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