MISC

2005年10月

類似プロジェクトを用いた工数予測方法の性能比較

電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス
  • 角田 雅照
  • ,
  • 柿元 健
  • ,
  • 大杉 直樹
  • ,
  • 門田 暁人
  • ,
  • 松本 健一

105
331
開始ページ
45
終了ページ
50
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

近年, ソフトウェア開発組織や開発プロセスは多様化しており, COCOMOや重回帰分析等の単一のモデル式を用いた工数予測手法では十分な予測精度が得られないことがある.そこで, プロジェクトの個別性をより強く反映できる, プロジェクト間の類似度に基づく予測方法(事例ベース推論(CBR), 協調フィルタリング(CF))が注目されている.ただし, CBRやCFは適用実績が少なく, その優劣も明らかにされていない.そこで本論文では, 実プロジェクトのデータを用いてCBRとCFの予測性能を比較する実証実験を行った.その結果, CFのほうがCBRよりも予測性能が高いことが確認できた.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003498384
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013287
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110003498384
  • CiNii Books ID : AN10013287

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