1992年6月
老人施設における難聴の実態
Audiology Japan
- ,
- 巻
- 35
- 号
- 3
- 開始ページ
- 223
- 終了ページ
- 227
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.4295/audiology.35.223
- 出版者・発行元
- (一社)日本聴覚医学会
老人施設の65〜100歳の高齢者219名に対し簡易聴力検査と質問法によって難聴の実態を調査した.約半数は主に痴呆のために検査不能であった.難聴の程度は軽度63名,中等度33名,重度と正常各5名であった.聴力型は主に高音漸傾型で,加齢による難聴と考えられる.難聴の自覚は低く,介護者の認識はさらに低かった.域値上昇と明瞭度低下の自覚があったが,補聴器の装用は2名のみであった
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.4295/audiology.35.223
- ISSN : 0303-8106
- 医中誌Web ID : 1993100867
- CiNii Articles ID : 10008626089