2014年4月 - 2017年3月
ECM related Periodontal Medicine病態論の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 26293437
- 体系的課題番号
- JP26293437
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 16,380,000円
- (直接経費)
- 12,600,000円
- (間接経費)
- 3,780,000円
これまでの歯周医学(Periodontal Medicine)は、歯周組織での歯周病菌の感染と慢性炎症が全身へ影響するという観点から研究が進められてきた。最近、内在性リガンドによる自然免疫の異常から組織恒常性が破綻することで、様々な病態が発症するという「自然炎症の破綻」が注目を集めている。そこで、本研究では、組織恒常性維持の中心的役割を担う細胞外基質(ECM)としてPLAP-1およびTGF-βに着目し、解析した。その結果、歯周組織および全身の標的臓器に共通に発現・機能しているPLAP-1、TGF-βの異常が自然炎症バランスを破綻させ、歯周病および全身疾患を引き起こす可能性が示された。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26293437
- 体系的課題番号 : JP26293437