MISC

2018年7月

中小規模病院における看護研究のためのデータ処理研修の効果

日本医療情報学会看護学術大会論文集
  • 西海 英子
  • ,
  • 中西 永子
  • ,
  • 高見 美樹
  • ,
  • 石垣 恭子

19回
開始ページ
229
終了ページ
230
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本医療情報学会看護部会

中規模病院の臨床看護師に看護研究のためのデータ処理研修を実施し、講義・演習前後の理解度について質問紙調査を実施し、研修の効果について検討した。対象者は200床未満1施設、400床未満2施設の看護師46名であった。データ処理研修についの質問紙調査の結果より、講義の時間についてやや満足30.4%、満足43.5%、演習の時間については、やや満足41.3%、満足26.1%などの回答が得られた。また、EBN、データの尺度、データの入力、クロス集計、t検定、χ2乗検定、相関に関して、講義・演習で理解が深まったとする評価が得られた。自由記述の結果にはこの研修を受ける対象者として、看護研究をする者以外に、教育担当者や管理者、褥瘡等の医療チームの担当者が適しているという意見が見られた。また、所属施設の電子カルテからのデータの取り出し方を学ぶ機会や、具体的なデータを使用したデータ処理演習を受けたいという希望も見られた。

ID情報
  • ISSN : 2187-1469
  • 医中誌Web ID : 2019209527

エクスポート
BibTeX RIS