2012年2月
商品パッケージにおけるデザイン戦略のための評価手法
経営情報研究
- 巻
- 19
- 号
- 2
- 開始ページ
- 61
- 終了ページ
- 72
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 摂南大学
情報化社会における消費者の購買行動では,価格や機能性,操作性に加えてデザイン性が評価の対象となる.特に近年では,製品を手に取ったときの感触や眺めたときの美しさを与える形状デザインや,視覚訴求力の比較的強い彩色デザインといった製品の外観デザインに注目して購入する消費者が増えている.このような傾向は,商品のパッケージにおいても同様に見られ,そのデザイン効果を用いて商品価値を向上させようとする販売戦略は後を絶たない.しかし,缶製品や袋製品などでは陳列や流通コストの面からパッケージの形状に制限があり,そのデザイン性は商品パッケージに印刷される「色」と彩色する領域である「かたち」で強調するしかない.本論文では,こうした商品パッケージのデザイン効果を容易に向上させることを目的としたデザインの評価手法について提案する.また,商品パッケージのサンプル画を用いて,実際に評価した結果について述べる.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009488115
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1043902X
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/023541074
- ID情報
-
- ISSN : 1340-2617
- CiNii Articles ID : 110009488115
- CiNii Books ID : AN1043902X