2016年4月 - 2019年3月
金融包摂による生活困窮からの脱却可能性
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、日本における金融排除の実態を把握するため、単身高齢者、多重債務者、元路上生活者、定住外国人など多様な生活困窮世帯を対象として、高頻度の継続的な調査を行い、調査対象世帯の収入と資金管理の実態、金融の利用状況を分析した。金融排除とは、適切な金融サービスを利用できないため日常生活に支障をきたすようになる過程である。
調査対象者の大多数は銀行で融資などの金融サービスを利用できなかったり、多重債務で自己破産したために利用不可となったり、精神障害等の原因で家計管理ができなかったり、あるいは日本語理解力の問題を抱えていたりと、金融サービスの利用に多様な障害要因を抱えていることがわかった。
調査対象者の大多数は銀行で融資などの金融サービスを利用できなかったり、多重債務で自己破産したために利用不可となったり、精神障害等の原因で家計管理ができなかったり、あるいは日本語理解力の問題を抱えていたりと、金融サービスの利用に多様な障害要因を抱えていることがわかった。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16K04200
- 体系的課題番号 : JP16K04200
この研究課題の成果一覧
絞り込み
書籍等出版物
1-
明石書店 2020年8月 (ISBN: 9784750350578)
講演・口頭発表等
3-
社会デザイン学会 ファイナンシャル・インクルージョン研究会 2018年12月8日 招待有り
-
貧困研究会 第31回定例研究会 2018年11月25日
-
社会政策学会 第137回大会 2018年9月16日