2019年8月 - 2021年3月
小児集中治療における身体拘束についての多施設前向き横断調査
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
目的:小児集中治療室に入室中の、重症小児における身体拘束実施率および関連因子を明らかにすること。対象:日本国内の26のPICU。 対象者は、1か月~10歳の小児とした。3回の調査日(2019年3月,6月,9月)にPICUの全入院患者をスクリーニングした。
結果:合計398名の小児をスクリーニングした。対象者のうち、53%(211/398)が身体拘束を受けていた。1-2歳の患者に身体拘束を実施するオッズ比は、1歳未満の小児と比較して2.3 (95%信頼区間 1.3-4.0) であった。身体拘束実施基準のない病院や10床以上の病院では、身体拘束を実施する傾向が強かった。
結果:合計398名の小児をスクリーニングした。対象者のうち、53%(211/398)が身体拘束を受けていた。1-2歳の患者に身体拘束を実施するオッズ比は、1歳未満の小児と比較して2.3 (95%信頼区間 1.3-4.0) であった。身体拘束実施基準のない病院や10床以上の病院では、身体拘束を実施する傾向が強かった。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K24249
- 体系的課題番号 : JP19K24249
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論文
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Critical care medicine 49(11) 1955-1962 2021年6月25日 査読有り