2013年6月14日
複数人におけるクイズ対話を対象とした主観的難易度の推定 (言語理解とコミュニケーション)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
- ,
- 巻
- 113
- 号
- 83
- 開始ページ
- 7
- 終了ページ
- 12
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本論文では,3名によるクイズ対話を対象とし,それぞれが対話で感じた主観的な難易度を推定する手法について提案する.提案手法では,(1)発話に関する特徴,(2)沈黙に関する特徴,(3)オーバーラップに関する特徴の3つを利用する.発話特徴としては,発話の時間長や形態素数,前後の発話の分布などを利用する.沈黙特徴としては,沈黙の数や時間の長さなどを利用する.オーバーラップ特徴としては,その頻度や時間の平均,分散などを利用する.これらの特徴について特徴選択を行い,機械学習器であるC4.5とSVMに適用して,主観的難易度を推定する.実験の結果より,特徴選択をしたC4.5が正解率の面でも推定誤差の面でも最も高い精度を得た.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009779131
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091225
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009779131
- CiNii Books ID : AN10091225
- identifiers.cinii_nr_id : 9000244927172