2018年4月 - 2021年3月
感染症パンデミック発生時に国際援助を担う看護職の教育プログラム開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
国際社会における新興・再興感染症の流行や薬剤多剤耐性菌が問題となっており、感染症対策への社会的な関心は高まっている。特に多くの命を犠牲とする感染症パンデミック時に、適切な感染対策を実施できる人材の育成は、国際援助において急務の課題である。 本研究の課題は、「感染症パンデミック発生時に国際援助を担う看護職の教育プログラム開発」である。2018年度は、実際に感染症パンデミック時に国際援助を担った経験を有する医療職にインタビュー調査を行い、感染症対策チームの調整役を担う看護師に必要となる能力を明らかにした。感染症パンデミック時に国際援助を担った経験を有する医療職からのインタビューは非常に貴重であり、現在実施されている教育プログラムに付加していくべき具体的な内容を聴取することができた。
研究の第2段階として、研究第1段階で明らかになった能力を基に、「感染症パンデミック発生時に国際援助を担う看護師に必要となる教育プログラムを作成」する。作成した教育プログラムは、感染症パンデミック発生時に専門職を派遣する団体の協力を得て、教育を担う専門家へインタビュー調査を行い教育プログラムを開発する。
研究の第3段階として、開発したプログラムを実際に感染症パンデミック発生時に国際援助を担う看護職へ一部実践し、プログラムの追加や修正を行う。
本研究結果は、感染症を専門とする看護師に、国際社会で適応できる教育を付加することで、国内外を問わずに感染対策を実践できる人材を育成することができる。育成した人材は、医療先進国として国際社会への貢献となる。また国内で発生しうる新興・再興感染症の対策を担うことができ、国民へ質の高い感染対策を提供することができる。
研究の第2段階として、研究第1段階で明らかになった能力を基に、「感染症パンデミック発生時に国際援助を担う看護師に必要となる教育プログラムを作成」する。作成した教育プログラムは、感染症パンデミック発生時に専門職を派遣する団体の協力を得て、教育を担う専門家へインタビュー調査を行い教育プログラムを開発する。
研究の第3段階として、開発したプログラムを実際に感染症パンデミック発生時に国際援助を担う看護職へ一部実践し、プログラムの追加や修正を行う。
本研究結果は、感染症を専門とする看護師に、国際社会で適応できる教育を付加することで、国内外を問わずに感染対策を実践できる人材を育成することができる。育成した人材は、医療先進国として国際社会への貢献となる。また国内で発生しうる新興・再興感染症の対策を担うことができ、国民へ質の高い感染対策を提供することができる。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K10640
- 体系的課題番号 : JP18K10640