2005年6月
運動誘発性低酸素血症を認めない慢性閉塞性肺疾患患者の運動耐容能に対する酸素投与の影響
理学療法学
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- 巻
- 32
- 号
- 3
- 開始ページ
- 110
- 終了ページ
- 114
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- (公社)日本理学療法士協会
運動誘発性低酸素血症を認めない慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の定常運動負荷試験の運動持続時間に対する酸素投与の影響を検討した.理学療法評価依頼があったCOPD患者55例に対して,ランプ負荷による心肺運動負荷試験を評価し,安静時動脈血酸素分圧が55torr以上で,かつ運動中に経皮的酸素飽和度が88%以下の低下を認めなかった10例を対象とした.通常空気下と酸素投与下の定常運動負荷試験の運動持続時間,呼吸困難感,下肢疲労感,最高心拍数に差を認めなかった.運動誘発性低酸素血症を認めないCOPD患者に対して,酸素投与は自覚症状を減少させ,より長く高強度の運動療法を実施させる影響をもたないと考えられた
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0289-3770
- 医中誌Web ID : 2005239358
- CiNii Articles ID : 110004015873
- CiNii Books ID : AN10146032