2016年7月1日
多色発光性メカノクロミズムを示す金イソシアニド錯体 面白い分子ほど手が掛かる
化学と工業
- 巻
- 69
- 号
- 7
- 開始ページ
- 588‐589
- 終了ページ
- 589
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本化学会
金イソシアニド錯体1は特異なメカノクロミック分子であり,機械的刺激の印加によって2段階の発光変化を示す。また,アセトンに懸濁させた後アセトンを自然蒸発させると,メカノクロミズムとは異なる2段階の発光変化を示す。つまり,固体状態で計4種の発光を示し,それらは相互に切り替え可能である。この魅力的な機能とは引き換えに,固体内部の分子配列の決定と発光が変化するメカニズムの解明は非常に困難であった。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0022-7684
- J-Global ID : 201602280682906853
- CiNii Articles ID : 120005768789