MISC

2009年1月1日

ユーザとの近接関係に基づいた最近傍センサノード検知とデータ取得手法の提案

電子情報通信学会論文誌. B, 通信 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. B
  • 小島 一允
  • ,
  • 樫原 茂
  • ,
  • 横山 輝明
  • ,
  • 奥田 剛
  • ,
  • 山口 英

92
1
開始ページ
140
終了ページ
149
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

ユビキタス環境では,ユーザのコンテクストに応じた有用な情報やサービスを提供することが求められている.コンテクストはユーザの周囲の情報から構成される.現在,無線センサネットワークを用いることで,そうしたコンテクストを構成するセンシングデータを収集することが可能である.しかし,現在の無線センサーネットワークでは,収集したセンシングデータとユーザの対応関係を明らかにするために,追加の位置検知機構が必要とな乱本論文では,WSN上で追加の位置検知機構を必要とせずに,ユーザの周囲のセンシングデータを取得する手法を提案する.提案手法では,ユーザとともに移動する端末が最近傍のセンサノードを検知し,そこからユーザの周囲のセンシングデータを直接取得する方法を提案する.また,ZigBeeセンサノード上に本提案手法を実装し,そのプロトタイプを用いて実環境において有効性の評価を行う.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007379657
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11325909
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/9767654
ID情報
  • ISSN : 1344-4697
  • CiNii Articles ID : 110007379657
  • CiNii Books ID : AA11325909

エクスポート
BibTeX RIS