講演・口頭発表等

1999年12月17日

消費電力を制御可能な動き検出器とそのVHDLモデル

電子情報通信学会技術研究報告. DSP, ディジタル信号処理
  • 高木 亜有子
  • ,
  • 村松 正吾
  • ,
  • 貴家 仁志

記述言語
英語
会議種別
口頭発表(一般)

本報告では,動き推定の際に画像の階調を選択することにより消費電力を制御可能な動き検出器を提案する。低階調画像を用いた動き検出では,動きベクトルの精度は使用する画像の階調に依存する。画像が低階調であるほど消費電力は低減するが,同時に画質は低下する。消費電力と画質はトレードオフの関係にあり,要求される画質と消費電力は,動き検出器の使用される状況に応じて変化する。本報告では入力画像の階調を制御することで、動作切り替えの行える動き検出器を提案する。入力画像の階調を制御することは,動き検出器の消費電力を制御することにつながる。本提案法の有効性を確認するために,VHDLモデルの論理合成結果より消費電力の見積もりを行う。

リンク情報
URL
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003280734