2019年
市民による通報をベースとした自治体の収集するロードキル記録における種同定の特徴
環境情報科学論文集
- ,
- 巻
- 33
- 号
- 0
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 6
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.11492/ceispapers.ceis33.0_1
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 環境情報科学センター
<p><tt>茨城県つくば市のロードキル(</tt>RK<tt>)を通報した市民と,</tt>RK <tt>を記録した道路維持委託業者が,轢死した哺乳動物種を正しく特定したかを調査した。我々は,</tt>1,601 <tt>の哺乳類の</tt>RK <tt>記録を入手し,通報した市民および野生動物の非専門家である委託業者による種の同定結果を,専門家による同定結果と比較した。結果として,市民による種同定に対し,委託業者が判断を下すことで,種同定の信頼性向上には大きく寄与している一方で,希少種や特定外来生物の出現の多くが記録されない結果となった。現状は道路維持管理のみを目的としたシステムだが,教育プログラム等によって信頼性の向上を図ることで自然環境保全への活用は十分可能と考える。</tt></p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11492/ceispapers.ceis33.0_1
- CiNii Articles ID : 130007750113
- ORCIDのPut Code : 65866164