2019年9月12日
IoT社会に適した社会基盤のあり方
情報処理学会;電子化知的財産;社会基盤(EI;第;回研究報告会;企画パネルセッション
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2018 年 12 月に起きたソフトバンクの 4G ネットワークのトラブルは,様々な課題を明らかにした.今までの通信のネットワークでは,電話を中心に制度や仕組みが考えられてきた.そのため,4G のネットワークでも同様な考え方で設計されているといえよう.しかし,このトラブルでは,今までにない新しいトラブルが報告されている.例えば,ネットワークにアクセスしてコンサートのチケットをスマホで見せることができなかったため,会場に入れないとか,予約した飛行機の座席を表示出来ずフライトに乗れなかったケースが報告されている.本セッションでは,このようなこれからの社会を支える社会基盤としてのネットワークやアプリケーションのあり方について,合同開催の DPS 研究会からもパネリストとして参加していただき,技術的側面,マネジメントや IT ガバナンス,法制度などの観点から問題点を整理し,今後に必要となる社会基盤のあり方について議論したい.