2008年4月1日
MANETにおける距離と電池を考慮したブロードキャスト手法
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. B
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- 巻
- 91
- 号
- 4
- 開始ページ
- 364
- 終了ページ
- 372
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本論文では,MANET(Mobile Ad-hoc Networks)を対象としたソフトウェアシステムにおいて,各ノードの電池残量と中継距離を考慮して,高到達率,低ネットワーク負荷,低遅延でネットワーク全体ヘパケットをブロードキャストする手法を提案する.これまでに,数々のブロードキャスト手法が提案されている.しかし,それらのほとんどはノードの電池残量を考慮していないので,時間経過に伴い到達率が低下するおそれがある.一方,ノードの電池残量を考慮した手法としてFBC(Fair Battery Consumption)手法が提案されている.しかしながら,時間経過に伴う電池残量の平滑化のために電池切れノード数が急増するおそれがある.シミュレーションにより,提案手法と既存手法とを比較し,提案手法の有効性を確認した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007379138
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11325909
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/9453629
- ID情報
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- ISSN : 1344-4697
- CiNii Articles ID : 110007379138
- CiNii Books ID : AA11325909