2011年10月14日
2次元マーカと6軸センサを用いた手描き描画用AR入力インタフェース
電子情報通信学会 マルチメディア・仮想環境基礎研究会
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- 開催年月日
- 2011年10月14日 - 2011年10月14日
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 一般社団法人電子情報通信学会
実世界映像にCGを重畳表示させる拡張現実を用いてスケッチや図形の手描き描画をするためには,ユーザのジェスチャで直感的なCG操作が行える人力インタフェースが必要である.本研究では,CGの手描き描画を目的として,任意の図形を手描き描画できるシステムを開発した.本システムは,2次元マーカと6軸センサを取り付けたペン型入力インタフェースとカメラ付HMDで構成される.本人力インタフェースは,ペンマーカと操作対象マーカからペン先端座標を取得し,6軸センサで加速度と角速度データを取得する.センサデータの分散とペン先端座標を用いて,ペンと対象平面の接触を判定し,任意の図形の手描き描画を行う.手描き描画の有効性を評価するために,コンピュータで作成した図形と本入力インタフェースによる手描き図形の形状マッチングの実験を行った.実験結果より,本インタフェースが平面上の手描き描画に有効であることを確認した.
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