2022年10月
女子高校生アスリートにおける月経と大会の時期が重なった時の対処に関する実態調査
福井工業大学研究紀要
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- 巻
- 号
- 52
- 開始ページ
- 87
- 終了ページ
- 96
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
クラブ活動が盛んな高等学校の女子高生アスリートを対象として、月経周期、月経痛の程度、月経と大会の時期が重なったときの対処に関する実態をアンケート調査を行い、月経が「3か月以上なし」と回答した生徒が5.5%であり、続発性無月経の可能性がある生徒が数名存在すること、月経痛重度群に相当する生徒が25.4%存在していることを明らかにした。また、大会と月経の時期が重なることで、「困ったことがある」と回答した生徒が63.0%で過半数を超えていたが、その対処としては何もしていないとする割合が最も多いことも明らかになった。