学生が実社会で即戦力として活躍するためには、実務の中で問題を解決する能力育成が不可欠である。そこで学習の拠点となる教室（「ビジネススタディーズ演習室」）を整備し、「実社会のビジネス環境をリアルに反映した擬似体験教育」の実施を試みた。学生は、特長の異なる二つの演習室（IT重視型・実務重視型）を利用することにより、企業オフィスに近い雰囲気の中で、グループウェアを利用した諸業務を実体験した。
3年間の事業成果として、学生はPCの多彩な機能を効果的に利用したビジネス業務を体験学習できた。また、業務のスピード化・省力化や仕事の品質向上に対し、PCがいかに重要なツールであるかを学ぶことができた。さらに、同期型オンライン・ディスカッションを通して営業戦略を練る際の意思決定法などを実体験し、ビジネス実務における問題解決能力を養うことができた。