論文

査読有り
2019年12月

【周産期相談310 お母さんへの回答マニュアル 第3版】産科編 妊娠後期 里帰り出産ではいつ頃までに帰省すべきですか?

周産期医学
  • 関谷 隆夫
  • ,
  • 野田 佳照

49
増刊
開始ページ
201
終了ページ
202
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)東京医学社

<回答のポイント>1)ガイドラインに則った医療が実践され、病診・病病連携体制が整備された現在では、里帰り出産自体のリスクは低く、妊婦の社会的背景を念頭に積極的に対応する。2)里帰り出産の帰省時期は妊娠34週前後が一般的であり、その決定にあたっては、母体と胎児のリスク因子の評価を行うとともに妊婦の希望する産科医療施設の情報を収集し、帰省までの妊娠管理と診療情報提供を確実に行う。3)特にハイリスク妊娠・分娩においては、母体および胎児の状態によって対応可能な産科医療施設を選定し、当該施設と綿密な連携のもとで里帰りの時期と方法を決定するとともに家族のバックアップ体制の構築を促す。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0386-9881
  • 医中誌Web ID : 2020088304

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