論文

2008年12月

身体運動が認知機能に及ぼす即時的効果

神戸学院総合リハビリテーション研究
  • 林 真太郎
  • ,
  • 奈良 勲
  • ,
  • 山本 大誠

4
1
開始ページ
37
終了ページ
41
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
神戸学院大学総合リハビリテーション学会

身体運動を行うことによる認知課題遂行中の脳の神経活動を探りながら、身体運動が認知機能に及ぼす即時的効果について検討するため、身体運動が認知面・精神面に対するリハビリテーションの一手段となることの可能性について検討した。健常学生30例を対象とし、無作為に運動群と比較群である映像鑑賞群に割り付けた。認知課題の成績は、運動群では、全てのstepで有意に改善した。映像鑑賞群はどのstepにおいても、映像鑑賞前後で有意差は見られなかった。脳の神経活動は、運動課題および映像鑑賞課題前後での認知課題遂行時の脳血液動態の変化として、いずれの領域においても有意な値の変化は見られなかった。

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201202270459518538
ID情報
  • ISSN : 1880-781X
  • 医中誌Web ID : 2009072991
  • J-Global ID : 201202270459518538

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