共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

表皮角化細胞の分裂・増殖に対するIL-33の機能解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
16K10135
体系的課題番号
JP16K10135
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

細胞内のIL-33を、siRNAを用いて表皮角化細胞(NHEKs)においてノックダウン(KD)させると、2核の細胞が増え、細胞増殖が悪くなることが解った。これは細胞質分裂時に必要な細胞収縮環の機能が低下し、細胞分裂が正常に行われないことが原因であることが、タイムラプス撮影により明らかとなった。一方IL-33を強制発現させて細胞増殖やUVBに対する耐性を検討してみたが、明らかな違いは認められなかった。乾癬病態に対するIL-33の役割を検討するためにイミキモド誘導性モデルマウスを用いて検討を行った。そうするとIL-33ノックアウトマウスでは炎症が有意に減少することが解った。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K10135/16K10135seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K10135
ID情報
  • 課題番号 : 16K10135
  • 体系的課題番号 : JP16K10135