2013年 - 2015年
細胞死耐性獲得をもたらす遺伝的制御メカニズム
日本学術振興会 科学研究費補助金(若手研究(B)) 若手研究(B)
- 課題番号
- 25840088
- 体系的課題番号
- JP25840088
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
細胞増殖能が低い組織は、生理的に細胞死耐性を獲得することで長期生存が可能になると考えられている。しかしながら、生体組織において細胞死耐性を実証した研究はほとんどない。本研究ではショウジョウバエ附属腺・脂肪体・後腸を用いて、細胞死の一つであるアポトーシスに対する耐性の解明に取り組んだ。附属腺・脂肪体・後腸は、強いアポトーシス耐性を示す組織である。解析の結果、附属腺・脂肪体・後腸においては共通して、エフェクターカスパーゼDcp-1の発現が低下しており、アポトーシス耐性をもたらしていることが明らかになった。また後腸では、カスパーゼ下流においても何らかの抑制機構を獲得していることが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25840088
- 体系的課題番号 : JP25840088