2006年5月
DSMを用いたTAEが著効した子宮肉腫多発転移の1例
Radiology Frontier
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- 巻
- 9
- 号
- 2
- 開始ページ
- 131
- 終了ページ
- 133
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)メディカルレビュー社
56歳女性.子宮肉腫で子宮・両側付属器切除術が施行された.肝転移を指摘され,全身化学療法では効果はみられなかった.肺転移も指摘され,肝転移に対しては肝Degradable starch microspheres(DSM)-動脈塞栓術(TAE)で奏効が得られた.肺転移は動脈注入療法(BAI)で効果はみられず,ラジオ波焼灼療法(RFA)を施行した.左骨盤骨腫瘍が指摘され,入院となった.針生検で左骨盤骨転移と診断し,腫瘍外側部分のみのRFAを施行した.腫瘍残存,疼痛残存で,DSM-TAEを左内腸骨動脈から追加施行した.顕著な縮小効果,症状改善を認めた
- ID情報
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- ISSN : 1344-316X
- 医中誌Web ID : 2006251852