処理水管理のためのトリチウムモニターの開発
令和4年度福島研究開発部門成果報告会
- 開催年月日
- 2022年12月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 富岡
- 国・地域
- 日本
既存の液体シンチレーション検出器システム(LSC-LB8)を改造することで通水式のリアルタイムトリチウムモニターを開発した。検出器にはプラスチックシンチレータペレットを採用することで、従来の分析方法より簡便で高感度な測定を実現した。ペレット型シンチレータの採用と環境放射線の影響を抑制することで、30分の計測時間で検出下限値730Bq/Lを達成した。本成果はトリチウムを含んだ処理水の排水モニターとして活用が期待できる。