2013年 - 2016年
筋肉減少症、骨粗鬆症、変形性関節症の包括的評価システムの構築
JST and ETHZ 戦略的国際科学技術協力推進事業 日本-スイス研究交流
- 担当区分
- 研究代表者
- 資金種別
- 競争的資金
本研究交流は、高齢者の歩行能力の低下や転倒のリスクを簡便かつ定量的に評価するため、2次元X線画像から患者の骨、関節、筋肉の状態を包括的、定量的に評価するシステムを構築することを目的とする。具体的には、日本側は転倒リスクの高い大腿骨頸部骨折、変形性股関節症の画像データ、臨床データの収集と3次元筋骨格モデルの構築を行う。スイス側は2次元X線画像から3次元筋骨格モデルを構築するシステムの開発を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、下肢筋骨格の状態を簡易かつ定量的に評価し、高齢者の歩行能力の低下や転倒のリスクを早期発見、予防を行うツールの開発につながることが期待される。
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- J-GLOBAL ID : 202104005114533889