MISC

2012年3月9日

Android における情報伝搬の追跡と漏洩防止手法の提案

電子情報通信学会技術研究報告. ICSS, 情報通信システムセキュリティ : IEICE technical report
  • 奥田 健嗣
  • ,
  • 中務 亮
  • ,
  • 山内 利宏

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開始ページ
5
終了ページ
10
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

Androidのアプリケーションプログラム(以降,APと略す)は,インテントの使用や,利用者によるパーミッションの承認により,他のAPとの連携や,個人情報の操作が可能となる.しかし,利用者は,APが他のAPとの連携や,個人情報の取得をいつ行っているのかを知ることができない.このため,APがマルウェアだった場合,利用者は個人情報の漏洩に気づかない可能性がある.そこで,本稿では,情報伝搬を追跡し,情報漏洩の可能性がある場合に利用者に警告する手法を提案する.提案手法は,個人情報取得APIを使用したAPを監視し,監視しているAPが外部と通信するAPIを使用したときに警告を表示することで実現する.また,監視しているAPがインテントにより別のAPと連携した場合,連携先のAPも監視する.提案手法は,警告を表示した際に外部と通信するAPIの使用可否の入力を利用者に促し,入力結果に応じてAPIの使用を制御する.また,APIの使用可否を利用者に入力させる際,その判断を支援するため,情報伝搬経路を可視化する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009545917
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12405413
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/023569914
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009545917
  • CiNii Books ID : AA12405413

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