論文

2011年2月

「アカデミックライティングにおける「分かりにくさ」の要因は何か?-意見文の分析を通じた一考察-」

『大阪産業大学論集 人文・社会科学編』第11号
  • 長谷川哲子
  • ,
  • 堤良一

11
11
開始ページ
21
終了ページ
34
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
大阪産業大学

学部レベルの留学生に必要なアカデミックジャパニーズに関して,ライティング能力の評価や測定に関する研究は,喫緊の課題である。本稿では,日本語非母語話者の作文をめぐって,大学教員を対象として行った評価調査の概要を報告する。また,その調査結果に基づき,日本語非母語話者である留学生によって執筆された意見文の分かりにくさの要因についての考察を行う。その結果として,「分かりにくさ」の一端を具体的に明らかにする。最後に,結論として,意見文においては,主張文とその根拠となる事実文の適切な構成がなされているか否かが,意見文全体への評価を決定付けていることを主張する。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008604377
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12289436
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/11143802
URL
http://id.nii.ac.jp/1338/00001057/
ID情報
  • ISSN : 1882-5966
  • CiNii Articles ID : 110008604377
  • CiNii Books ID : AA12289436

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