論文

査読有り
2013年

犬の片側椎弓切除術におけるモルヒネ-リドカイン-ケタミン混合液の静脈内持続投与を用いたマルチモーダル術中鎮痛法の臨床的検討

獣医麻酔外科学雑誌
  • 伊丹 貴晴
  • 熊本 奈津子
  • 石塚 友人
  • 田村 純
  • 福井 翔
  • 大山 紀彦
  • 川瀬 広大
  • 三好 健二郎
  • 佐野 忠士
  • 上野 博史
  • 泉澤 康晴
  • 山下 和人
  • 全て表示

44
3
開始ページ
23
終了ページ
30
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2327/jvas.44.23
出版者・発行元
Japanese Society of Veterinary Anesthesia & Surgery

犬の片側椎弓切除術にモルヒネ0.2 mg/kg/時間-リドカイン3 mg/kg/時間-ケタミン0.6 mg/kg/時間の持続静脈内投与(MLK-CRI)によるマルチモーダル術中鎮痛法を臨床応用した。MLK-CRIによって、顕著な循環抑制を生じることなくセボフルランの麻酔要求量約27%まで減少できたが(p<0.05)、調節呼吸の必要性が高く、抜管時間が延長した。MLK-CRIは犬臨床例に有用であるが、呼吸管理と麻酔回復の延長に注意が必要であると考えられた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2327/jvas.44.23
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004448802
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10158155
ID情報
  • DOI : 10.2327/jvas.44.23
  • ISSN : 0916-5908
  • CiNii Articles ID : 130004448802
  • CiNii Books ID : AN10158155
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000257828761

エクスポート
BibTeX RIS