2017年6月
解析コードの連成によるスペーサワイヤ型高速炉燃料集合体の変形および熱流動の解析
Nuclear Engineering and Design
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- 巻
- 317
- 号
- 開始ページ
- 133
- 終了ページ
- 145
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nucengdes.2017.03.026
ワイヤスペーサ型高速炉燃料集合体における燃料ピンバンドル変形挙動と冷却材熱流動挙動の解析を、ピンバンドル変形解析コードのBAMBOOと熱流動解析コードのASFREを連成させることにより行った。連成解析の結果、スエリングやクリープによってBDIが生じたピンバンドル変形の影響により、集合体内の冷却材の径方向温度分布は平坦化する方向に変化することが示された。このような温度分布の平坦化は、BDIが厳しくなる前の段階においても、ワイヤ張力が原因で生じるピンの湾曲変形により、僅かではあるが生じることも示された。また、ワイヤピッチに依存してピンバンドルの変形状態が変わるが、これによる熱流動への影響についても考察した。
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- DOI : 10.1016/j.nucengdes.2017.03.026
- ISSN : 0029-5493