2001年
重力式岸壁の地震時動的挙動に関する遠心模型実験と数値解析
地震工学研究発表会講演論文集
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 26
- 号
- 開始ページ
- 825
- 終了ページ
- 828
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
背面に埋立地盤を有する重力式ケーソン岸壁の動的遠心力載荷実験を遠心加速度30Gの下で行い, 入力および構造物, 地盤上における応答加速度, ケーソン滑動に大きく寄与すると思われる地盤と構造物の境界における間隙水圧と土圧, さらに地震外力によって生じるケーソンの変位を計測することによって, 地震による重力式ケーソン岸壁の変状機構の解明とそれに寄与する要因について詳細に検討した。実験により, 地震外力, 置換砂地盤の支持力低下などの要因によって岸壁が変状することが確かめられた. また遠心力載荷実験をモデルとして動的有限要素解析を実施した. その結果, 解析結果は遠心力載荷実験における応答加速度特性, 過剰間隙水圧の発生消散機構, 動的変形特性をほぼ妥当に評価しうることがわかった.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130004294631
- ID情報
-
- ISSN : 1884-8435
- CiNii Articles ID : 130004294631