ベリリウム微小球充填型キャプセルホールダの開発
3rd International Symposium on Material Testing Reactors (ISMTR-3)
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- 開催年月日
- 2010年6月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- チェコ
JMTRは、2011年度に再稼働する予定であり、再稼働後のJMTRにおける魅力的な照射試験を提案するため、きめ細やかな中性子照射制御を可能とするための新しいキャプセルホールダを開発した。これは、照射キャプセルを保持するためのアルミニウム製の筐体構造のホルダーにベリリウム又はアルミニウムの金属微小球を充填したものである。核的検討の結果、微小球の充填率を調整することにより、熱中性子束や中性子スペクトルをアルミニウム反射体要素からベリリウム反射体要素の制御能力の範囲内で無段階に制御できることがわかった。また、ベリリウム微小球の仕様,充填方法,筺体構造等の検討を行った結果、この新しい反射体要素の製作性に見通しが得られた。これによって、これまで以上にきめ細やかな中性子環境制御が可能となる。