論文

2021年3月

COVID-19禍における看護学科の教育上の取り組みとその中間評価

豊橋創造大学紀要
  • 大島 弓子
  • ,
  • 大塚 和良
  • ,
  • 山口 直己
  • ,
  • 西澤 和義
  • ,
  • 佐々木 詩子
  • ,
  • 堀元 美紗子

25
開始ページ
25
終了ページ
50
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
豊橋創造大学

COVID-19パンデミックは世界中で生活の変更をもたらし,日本の大学でも看護学教育でも対策を余儀なくされている.そこで本看護学科で2020年2〜8月までの取り組み内容と,現時点での中間評価をおこなった.これは今後に向けて,危機的な対応に関する基礎資料となること,内容を多角的にクリティーク出来ることからまとめることとした.オンラインを活用した遠隔授業をはじめ,COVID-19禍の取り組みを,5つの視点で,それぞれ「目的」「計画と具体的内容」「現時点の評価」の3項目で意見集約したものをまとめ,考察した.また,オンライン授業について,学生及び教員に対しWeb調査を行った.この結果,学生は学年差があること,肯定的な意見もあるが学修の達成や他者と関係性が取れない等課題も多かった.教員は取り組みに努力を要すること,学生の学修成果が明確にみえない等,どちらとも言えないを含め否定的意見が多い傾向だった.(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1342-7725
  • eISSN : 2188-1723
  • 医中誌Web ID : 2021304832

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