MISC

2010年8月

【摂食機能と味覚・うま味の関連】 嚥下誘発と味覚・うま味の関連

日本味と匂学会誌
  • 山田 好秋
  • ,
  • 高辻 華子
  • ,
  • 北川 純一
  • ,
  • 山村 健介

17
2
開始ページ
127
終了ページ
131
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.18965/tasteandsmell.17.2_127
出版者・発行元
日本味と匂学会

高齢者社会に突入した現在の日本において、食事を口腔から摂取することが困難な患者が増加していることが、しばしば医療および介護の現場で問題になっている。我々の研究室では、摂食・嚥下障害の問題を解決するための応用研究に取り組んでいる。これまでの嚥下誘発に関する動物実験を詳細に検討し、ヒト経鼻的電極を考案した。ヒトの咽頭領域へ電気刺激を与えることにより、再現性のある嚥下誘発方法を開発した。さらに、実際の食事行動を想定し、ヒト嚥下誘発システムによる電気刺激と同時に咽頭・喉頭領域へ味刺激を与え、味覚刺激の嚥下誘発に対する効果を検討している。(著者抄録)

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.18965/tasteandsmell.17.2_127
ID情報
  • DOI : 10.18965/tasteandsmell.17.2_127
  • ISSN : 1340-4806
  • 医中誌Web ID : 2010342623

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