講演・口頭発表等

自己修復機能を有するグローブの実現性検討,1; ハイブリッド材料の概要と試作

日本原子力学会2022年秋の大会
  • 瀬川 智臣
  • ,
  • 川口 浩一
  • ,
  • 石井 克典
  • ,
  • 牧野 崇義

開催年月日
2022年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
日立
国・地域
日本

自己修復機能を有するグローブの実現性検討として、グローブボックスで使用されるグローブやビニルバッグの素材と自己修復性エラストマーから成るハイブリッド積層材料およびハイブリッド混合材料の試作試験を行った。ハイブリッド積層材料の試作試験においては、ハイパロンゴムの膨潤やハイパロンゴムがモノマーを弾く傾向が見られたため、ハイパロゴムを金属板に固定するとともに、モノマーの塗布厚を大きくすることにより、ハイパロンゴムとポリ塩化ビニルの両方でシート状の積層物を得ることができた。ハイブリッド混合材料の試作試験においては、紫外線照射により混合材料が硬化していることが確認でき、ハイパロンゴムと自己修復性エラストマーから成るシート状の混合材料の作製に成功した。本試験の結果、いずれの材料においてもシート状のサンプルの作製が可能であることを確認することができた。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5074899