2016年4月 - 2019年3月
液体金属リチウム鉛の電磁流体伝熱機構の解明と制御
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 16K18334
- 体系的課題番号
- JP16K18334
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,160,000円
- (直接経費)
- 3,200,000円
- (間接経費)
- 960,000円
- 資金種別
- 競争的資金
液体増殖材の候補であるリチウム鉛(PbLi)を用いた際の強磁場下熱流動現象の詳細な理解が未だ十分でないことが現状として挙げられる.
本研究においては超音波ドップラー流速分布計測(UDV)を用いたPbLi熱流動場の実験的評価手法を実現することを最終的な目標としている.本年度はUDV計測の高度化に向けた,高温液体金属PbLiに適した超音波プローブ接液材の検討と評価を行なった.現在までの研究により,超音波プローブ接液材が高温液体金属により表面酸化されることにより超音波透過を低下させ,結果としてUDV計測を妨げることが明らかとなってきた.今回,新たに高温液体金属と音響結合性の高い候補材を選定し,評価を行なった.
本研究の結果から,既存品と比較して一層適合性の高い材料を超音波プローブの接液材として使用することにより,計測を高感度化・高安定化することが可能であると考えられる.
本研究においては超音波ドップラー流速分布計測(UDV)を用いたPbLi熱流動場の実験的評価手法を実現することを最終的な目標としている.本年度はUDV計測の高度化に向けた,高温液体金属PbLiに適した超音波プローブ接液材の検討と評価を行なった.現在までの研究により,超音波プローブ接液材が高温液体金属により表面酸化されることにより超音波透過を低下させ,結果としてUDV計測を妨げることが明らかとなってきた.今回,新たに高温液体金属と音響結合性の高い候補材を選定し,評価を行なった.
本研究の結果から,既存品と比較して一層適合性の高い材料を超音波プローブの接液材として使用することにより,計測を高感度化・高安定化することが可能であると考えられる.
- ID情報
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- 課題番号 : 16K18334
- 体系的課題番号 : JP16K18334