2010年7月31日
マクロ生態学において形質ベースアプローチは有効か? : 群集の生態系機能に関して
日本生態學會誌
- 巻
- 60
- 号
- 2
- 開始ページ
- 249
- 終了ページ
- 253
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本生態学会暫定事務局
生物多様性と生態系機能の関係性の解明と、それに基づいた生態系の影響評価のための新たなアプローチとして、生物の機能形質(生態形質)に基づいた枠組みが進展している。理論的な面では、群集レベルでの機能形質の動態や、生態系機能の応答の定式化のために、集団遺伝学や量的遺伝学の進化理論が応用されている。実証データと理論的枠組みの連携がさらに進めば、生物の分布情報、環境要因データ、生態形質のデータベースに対する統合的な解析から、生態系影響評価が可能になると期待される。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007682240
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00193852
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10797276
- URL
- http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010792911 本文へのリンクあり
- ID情報
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- ISSN : 0021-5007
- CiNii Articles ID : 110007682240
- CiNii Books ID : AN00193852