2015年
エネルギー保存性の高い粒子法による水面波の伝播計算
土木学会論文集B2(海岸工学)
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- 巻
- 71
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_25
- 終了ページ
- I_30
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/kaigan.71.I_25
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
MPS法は自由表面を含む非圧縮性流体の大変形問題の解析に優れていることから,海岸工学に関わる様々な問題に用いられてきた.近年,MPS法の高精度化手法が多数提案され,また計算機の性能が向上してきていることに伴って,砕波や越波といった現象の,より正確かつ大規模な再現が可能になりつつある.しかしながら,既存のMPS法ではエネルギーの保存性については保証はほとんどされていない.<br> そこで本稿では,波の伝播に関するベンチマークテストを実施し,高精度MPS法のエネルギー保存性について検証する.さらに,高精度MPS法の波浪伝播計算への適用性を検討する.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/kaigan.71.I_25
- ISSN : 1884-2399
- eISSN : 1883-8944
- CiNii Articles ID : 130005109310
- identifiers.cinii_nr_id : 9000310334407
- CiNii Research ID : 1390001205319955584