共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

国産レモンのバリューチェーン構築によるカンキツ産地の維持と需要拡大戦略

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
15K07610
体系的課題番号
JP15K07610
配分額
(総額)
3,510,000円
(直接経費)
2,700,000円
(間接経費)
810,000円

近年の国産レモンを取り巻く環境変化としては、消費者の安全・安心志向およびアメリカ産レモン生産の不安定性により、国産レモンの需要増大と内外価格差の縮小がみられる。このようななか、広島県産レモンは生産面では省力労働・高収益品目として、高齢化するカンキツ産地において生産量が拡大し、多様な流通主体から成るサプライチェーンを構築している。
その効果は、例えば、長期保存パッケージの仕様や長野県内リンゴ冷蔵貯蔵庫の閑散期利用などにより生鮮果実の周年供給が実現された。また、多様な流通主体とのマッチングが実現され、販売数量の拡大と平均価格の上昇がみられた。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K07610/15K07610seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K07610
ID情報
  • 課題番号 : 15K07610
  • 体系的課題番号 : JP15K07610

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