講演・口頭発表等

国際会議
2019年9月26日

介護施設での統合された支援技術システムは有用なのか? ユーザーに対する有効性とその認識を検証する

第67回アイルランド老年学会
  • 尾林和子
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  • 小舘尚文
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  • 増山茂 日本福祉大学
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  • 社会福祉法人東京聖新会
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  • ユニバーサルアクセシビリティ評価機構
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  • アイルランド国立大学ダブリン校
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  • 東京医科大学

記述言語
英語
会議種別
口頭発表(一般)
主催者
アイルランド老年学会
開催地
アイルランド、コーク

通信ロボットには複数のタイプがあり、 それらはすべて同じではない。 高齢者への導入は、認知症のレベルに応じて検討する必要がある。将来的には、高齢者に適したロボットの種類と、音や表情の変化などの機能を提供できるかを検討する必要がある。コミュニケーションロボットは、高齢者個々の状態によって効果が違うことがわかった。また、ロボットのタイプによってより効果的な提供がすすむことも示唆された。
単にコミュニケーションロボットを提供するのではなく、高齢者の認知症の状況をしっかりとアセスメントし、個別の反応を確認したうえでコミュニケーションロボットタイプを選ぶことが肝要となろう。
また、開発する際には、最終ユーザーのレベルを考えるべきだろう。
今後も、ますます多様なコミュニケーションロボットが生まれるだろう。検証は、常に続けられるべきである。