2021年4月 - 2025年3月
子ども虐待事例に対する内的世界と外的世界を共に扱う統合的アプローチのモデル構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
本研究では、子ども虐待事例に対する内的世界と外的世界を共に扱う統合的アプローチのモデル構築を行うことを目的とする。具体的には、文献研究と質的研究によって子ども虐待事例への統合的アプローチの仮説を生成し、量的研究によって仮説を検証することで、子ども虐待事例に有効な統合的アプローチに関する示唆を得ることを目指す。1年目の2021年度は、研究計画に基づき、研究課題1として、子ども虐待事例への統合的アプローチに関する文献研究を行った。特に、日本独自の統合的アプローチであるホロニカル・アプローチに関する研究を中心に行い、執筆及び学会発表を行った。具体的な研究成果は、以下の通りである。
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1) 大学紀要『同朋福祉』に「ホロニカル・アプローチによるスーパービジョン -ホロニカル・スタディ法による共創型事例研究の実践」という論文を投稿し、掲載された。 2) 『子ども虐待事例から学ぶ統合的アプローチ -ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援』(明石書店)という著書を出版した。 3) 日本心理療法統合学会(オンライン開催)で、「適切な観察主体を育む統合的アプローチ -ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援のポイント」という研究発表を行った。 4) 2年目の2022年度の研究に向けてインタビュー調査のための研究倫理審査を受けて、研究の実施について承認された。
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コロナ(COVID19)感染拡大の影響で、当初予定していた出張による対面での学会参加やインタビュー調査は実施できなかったが、オンラインでの学会参加や文献研究という形で、今後の研究の土台となる研究については進めることができたと思われる。
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1) 大学紀要『同朋福祉』に「ホロニカル・アプローチによるスーパービジョン -ホロニカル・スタディ法による共創型事例研究の実践」という論文を投稿し、掲載された。 2) 『子ども虐待事例から学ぶ統合的アプローチ -ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援』(明石書店)という著書を出版した。 3) 日本心理療法統合学会(オンライン開催)で、「適切な観察主体を育む統合的アプローチ -ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援のポイント」という研究発表を行った。 4) 2年目の2022年度の研究に向けてインタビュー調査のための研究倫理審査を受けて、研究の実施について承認された。
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コロナ(COVID19)感染拡大の影響で、当初予定していた出張による対面での学会参加やインタビュー調査は実施できなかったが、オンラインでの学会参加や文献研究という形で、今後の研究の土台となる研究については進めることができたと思われる。
- ID情報
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- 課題番号 : 21K13484
- 体系的課題番号 : JP21K13484