2020年4月 - 2023年3月
言語レパートリーの構造と形成に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究課題の目的は、日本に住む日本人と外国人の「言語レパートリー」(日常生活において使用・接触によって形成される言語的資源の総体)の構造と形成過程を明らかにすることである。今年度は、昨年度の成果である先行研究の分析結果および大学生対象のweb調査結果をふまえ、本調査の実施に向け、調査方法や調査項目についての検討を行った。また、言語レパートリーの構造と形成に影響を与えると考えられる調査対象者の社会的・経済的・歴史的文脈に関する理解を深めるために、国語研究所で実施している共同研究プロジェクトと連携し、本研究課題の趣旨を理解する在日外国人や外国人コミュニティ研究者との情報交換も行った、しかし、今年度も緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が全国的に出され、本研究課題が置かれた研究環境は、昨年度に引き続き困難なものであった。本研究課題では、オンラインを積極的に活用し、また国語研究所で実施している共同研究プロジェクトと連携することで、厳しい研究環境下においても意欲的に研究活動を推進することに努め、本研究課題の目的の達成に資する成果を挙げた。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K00623
- 体系的課題番号 : JP20K00623
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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多言語社会と言語問題シンポジウム2022-2023 2023年3月26日
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多言語化現象研究会 第81回研究会 2023年1月8日
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NINJALサロン 2022年10月10日