2018年
8種のコーパスに見る技能別特徴項目 : 高等教育機関で学ぶ留学生のためのシラバス再考のために
一橋大学国際教育センター紀要
- ,
- ,
- 巻
- 9
- 号
- 9
- 開始ページ
- 85
- 終了ページ
- 94
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- DOI
- 10.15057/29398
- 出版者・発行元
- 一橋大学国際教育センター
短期の交換留学生の増加や留学生の留学目的の多様化にともない,長期学習を前提とした従来の日本語学習シラバスは,学習者のニーズに必ずしも合わなくなってきている。その問題は現行の文法シラバスにおいて顕著であると思われる。学習をより実用的なものにするには,扱う文法項目を再考し,真に必要なものに厳選する必要がある。本研究では,一定の基準に基づき文法項目を抽出したうえで,言語活動という観点から選出した8種類のコーパスを用いて使用頻度(100万語換算),出現順位,および,4技能別の特徴項目を洗い出した。技能別の特徴項目の抽出は,各文法項目をどのような言語活動の中で扱うかを考えるための一助となる。本調査の結果は,実践的な活動を可能とする学習体系のデザインのための基礎資料となると考える。
- リンク情報
-
- DOI
- https://doi.org/10.15057/29398
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/120006927741
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12502475
- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 高等教育機関で学ぶ留学生に対する日本語教育シラバスの再構築
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/029201122
- URL
- https://hdl.handle.net/10086/29398
- ID情報
-
- DOI : 10.15057/29398
- ISSN : 2185-6745
- CiNii Articles ID : 120006927741
- CiNii Books ID : AA12502475