2018年4月 - 2021年3月
ファージ内在化によるピロリ菌の持続感染機構の検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
1.KHP30様ファージのピロリ菌内在化に関する遺伝的解析:研究分担者(林俊治 氏)が保有するピロリ菌 約300株からKHP30様ファージ保有に関してPCRスクリーニングを行ために、研究を行った。共同研究者 林 俊治 氏より菌株の譲渡を行った。その中の菌株を現在、培養を行っている。また、PCR用の試料の調製を行っている。今後、PCRを行い、実際にファージのスクリーニングを行う予定である。
2.KHP30様ファージが脱落・再内在化した菌株の網羅的mRNA発現解析:平板寒天培地を使用し、ファージ保有ピロリ菌からファージ脱落ピロリ菌、再度ファージを内在化させたピロリ菌を分離した。ピロリ菌株には、ファージを内在化するKMT83株とNY43株を使用する。種々の培養条件で分離菌を培養し(嫌気培養あるいは微好気培養)、高速シークエンサー(Illumina社MiSeq)による網羅的なmRNA発現解析(RNAseq解析)用の試料調製を行なった。今後、RNA抽出を行い、RT-PCRを行った後、高速シークエンサー用のサンプル調製を行いたい。
2.KHP30様ファージが脱落・再内在化した菌株の網羅的mRNA発現解析:平板寒天培地を使用し、ファージ保有ピロリ菌からファージ脱落ピロリ菌、再度ファージを内在化させたピロリ菌を分離した。ピロリ菌株には、ファージを内在化するKMT83株とNY43株を使用する。種々の培養条件で分離菌を培養し(嫌気培養あるいは微好気培養)、高速シークエンサー(Illumina社MiSeq)による網羅的なmRNA発現解析(RNAseq解析)用の試料調製を行なった。今後、RNA抽出を行い、RT-PCRを行った後、高速シークエンサー用のサンプル調製を行いたい。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 18K07127
- 体系的課題番号 : JP18K07127